【業績】セブン＆アイ、純利益50％減　スーパーや百貨店事業で減損損失

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30HH0_Q6A930C1000000/

　セブン＆アイ・ホールディングスは30日、2017年２月期の連結純利益が前期比50％減の800億円
になりそうだと発表した。スーパーと百貨店事業の収益計画を修正し、在庫削減を目的とした値下げ販売などの
影響を勘案。両事業の不採算店舗の減損損失の計上も響き、７％増益との従来予想から一転して大幅減益となる。
　売上高は５％減の５兆7700億円と、従来予想を3670億円下回る見込み。営業利益予想は微増の3530億円と、
260億円引き下げた。想定為替レートは１ドル＝106円と９円円高方向に見直し、海外収益の目減りにつながる。
　スーパーを展開する主力のイトーヨーカ堂では150億円の減損損失を計上。百貨店のそごう・西武の減損は122億円
。同事業では「のれん」の減損を334億円計上する。